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  • 2012.06.25 Monday
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宵山万華鏡

評価:
森見 登美彦
集英社
¥ 1,365
(2009-07-03)

 久々にレビューを書きたい衝動に駆られる小説を読んだので書いてみる*^^*
森見登美彦さん著「宵山万華鏡」
舞台は京都。祇園祭の宵山にあたる日を描いた作品。
同著者の作品で「きつねのはなし」という小説があるんだけど、世界観はそれと似た感じ。
怪奇っていうか、じわじわ寒気がするような描写なのにユーモアもあり、不快じゃない。
私の好きなジャンル、ストライクでした♪

同じ時間の中で進行し、人物が少しずつ関わり合い、主人公格が章ごとに入れ替わっていく・・・
まさに万華鏡みたいな展開です。
碁盤のように整然とした道を埋め尽くす露店と観光客の群れ、どこまでいっても変わらない風景。
道を曲がっても曲がっても、同じ所をぐるぐる回っているような不安感。
自分は宵山の夜に閉じ込められてしまったのではないか?
この祭りの喧騒から抜け出せなくなってしまったのではないか?
そんなふとした恐怖や心細さがリアルに伝わって、読みながらドキドキしっぱなし。

登場人物で一番意味深なのは乙川さんですね。本当にただの骨董屋…?
彼の策略で行われた偽祇園祭が、違う場所で現実のものとなって とある姉妹が巻き込まれたり。
宵山の夜に行方不明になった人を探して祭りを彷徨い、見つけて追いかければ自らも宵山に引き込まれてしまったり。
物語を通して出てくる、赤い浴衣を着た少女はもしかして乙川さんの『超金魚』?宵山様とは一体何者だったのでしょうか。。。
この独特で幻想的な物語が『祭り』という煌びやかな空気のなかで動き回り、
どろりとした妖しい印象と 何でも覗きたがる子供のような好奇心を駆り立てます。
好き嫌いは極端に分かれてしまう内容かもしれないけれど、
好きならついついのめり込んでしまう、そんな作品。
全力でお勧めします!


※「宵山万華鏡」は好きでも「きつねのはなし」は未読?…是非読んでみてください!
きっと気に入りますよ>ω<

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  • 2012.06.25 Monday
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  • 15:07
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コメント
 IYOIYO 読書の秋 北。
  今度 自分も休みの時に図書館に逝ってこよう。
 背景が変わりましたね。今回も大変可愛いです。
  以前 何かで見ましたが ロシアのマトリョ−シカの原点ゎ 何か 忘れましたが 日本の民芸品だったとか?
 今度 調べてみます。
   電脳 箱 絵師の一寸した薀蓄コ−ナ−でした。
  ^^; 勝手にコ−ナ−?作ってすみません。
  • 電脳 箱 絵師
  • 2010/09/18 9:42 PM
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